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民医連関西初期臨床研修共通プログラム<2004年度>

◇内科・糖尿病研修(3ヶ月)

【獲得目標】

GIO(一般目標)

  1. T型・U型糖尿病の自然史と予防について学ぶ
  2. さまざまなライフスタイルの中で、糖尿病とともに生きていく患者をサポートするチーム医療を経験する。医師のみでは患者へのアプローチに限界のあることを知る。
  3. 生活習慣病におけるセルフコントロールの重要性を学ぶ。自覚症状のない慢性疾患の特徴を理解し、第一線の医療機関で必要とされる療養指導のあり方を学ぶ。

SBOs(行動目標)と方略

SBO−1医療面接と身体所見

 自覚はなくとも、来院時既に5〜10年経過している症例が大半である。詳細な問診から代謝異常をきたした時期を考える。「なぜ受診しなかったのか」を把握する。身体所見から代謝異常・合併症の存在を推測する能力を養う。


SBO−2検査所見の評価

 血液・尿所見から糖代謝・脂質代謝の状況、内分泌機能などが評価できる。適切な検査指示が出せる。


SBO−3合併症の評価ができる。以下について概括する。
  1. 微小血管合併症:網膜症、腎症、神経障害
  2. 大血管障害:脳血管障害、心血管病変、下肢血管病変
SBO−4
 治療目標を立て、チームアプローチへつなぐ。患者に合わせて、田職種に向けて適切に療養指導の指示ができる。
  1. 食事療法:BMI、必要なエネルギー算出ができる。
  2. 運動療法:合併症・並存疾患に合わせて運動処方ができる。
  3. 薬物療法:SU剤、αグルコシダーゼ阻害薬、ビアグナイド薬、ナデグリニド、インスリン処方ができる。
SBO−5教育入院

 医師・看護婦・栄養士・薬剤師・SWなど多職種による患者集団へのかかわりを学ぶ。グループミーティングと個別指導の違いを知る。


SBO−6コミュニケーション技術

 ここの症例に合わせた適切な病状説明と療養指導を目指す。患者の訴えに耳を傾け、患者を受容すること。患者との会話方相手の始点を広げ、患者自身が気づき考える糸口を与える。


《指定教科書》

  • 「糖尿病療養指導ハンドブック」南江堂
  • 「ジョスリン糖尿病学」医学書院
  • 「症例に学ぶ糖尿病」「症例に学ぶ糖尿病合併症」メディカルレビュー社
  • 「血糖をみる考える」南江堂



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