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大阪民医連後期研修(シニア研修)・募集要項

■小児科後期研修のプログラム

具体的には次のように各期間を設定し、研修をすすめていきます。

  • 研修期間…小児科研修は、初期研修終了後の3年間とします。
  • 研修院所…
    耳原総合病院での研修を基本に、複数院所を経験するようにします。
  • 以下の研修内容は、耳原総合病院での研修を想定して記していますが、他院所で研修する場合も基本的には同じ考え方で行います。


1)初めの1ヶ月(小児科オリエンテーション)

  1. 研修受け入れ病院でのクルズス
  2. 小児科の講義と保育実習・看護実習など。この中で、日本の小児医療の問題点を明かにし、真の小児のための医療をいかに創造していくのかを考えるきっかけをつくります。小児看護、保育などについてそれぞれの現場で考察を深め、今後の活動をすすめるうえで団結を強めます。

    保育実習… 1週間。健康な子供とは、また、働く親の実情や保育・保育運動を保育所で体験します
    ※小児病棟看護… 1週間。小児看護とは何かを模索しつつ、看護婦と行動をともにする体験を通じて、看護業務を知ります。
    ※小児科講義… 頻度の高い疾患、患児・家族への対応等

  3. 必読文献を読了します。


2)最初の1年間

 小児科オリエンテーション・実習終了後より、入院患児を主治医として受け持ちます。最初は一人より受け持ち、徐々に増やしていきます。頻度の高い疾患を中心として、診断学、治療学を学びます。
 時間外拘束は、主治医受け持ち後2週間頃より指導医の拘束について学び、1か月程度で指導医のバックアップのもと拘束業務にかかわり、その後1人で拘束にはいります。
 外来は、当初より小児の採血実習などの処置を経験し、また、外来診察の見学を経て病棟での研修の到達点を見ながら、ある時期から外来診察単位を受け持ち、診療終了後、指導医によるカルテチェックを受けます。この時期は、原則として専門外来に入らず、入院患児を中心とした各専門(臓器)の学習を深めます。



3)2〜3年間

 病棟で主治医として患児を受け持ちます。指導医と協力して、病棟管理を学びます。外来診察では、短期間の間に、いかに適切な診断を行うか、さらに、母子保護指導をいかに行うかを学びます。
 この時期には、外来を3〜4単位(専門外来、診療所での外来なども含む)、入院受け持ち患児は7名前後となるほか、週1回の拘束業務を経験します。

  1. 主な疾患…2年間で別表のAの内容を中心に習得できるよう研修します。
  2. 慢性疾患の管理…小児における慢性疾患の管理、および民主的集団医療、患児会活動などを、次のような専門外来や健診を行う中で、身につけます。
    • 腎臓
    • 喘息
    • 心臓
    • 神経
    • アレルギー
    • 内分泌
    • 健診(1か月、3-4か月、9-10か月、クリニック)

  3. 小児保健活動
    1. 健康な子供に育てるという視点から、この活動を重視し、保育所を1カ所ずつ受け持ち、小児保健活動の意義を深く学びます。
    2. 当院出生児の乳児健診を行い、基本的な育児指導の実力と異常を疑う能力を養います。
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  5. 検査手技の習得とその評価

     小児の場合、多量の採血ができないこと、検尿なども乳児の場合は比較にならないほど煩雑なこと等、検査項目の厳選と手技の確実さが要求されます。また結果の評価も年齢の制約を受けるなどの難しい問題を含んでいます。

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  7. 他科の研修
    1. 麻酔研修については、挿管の技術をはじめ呼吸・循環管理などの研修として重要と位置づけています。
    2. 小児科では、耳鼻科、皮膚科的疾患なども、日常に遭遇する機会が多く、こうした一定の能力が必要とされます。そのために、必要に応じて、他科の協力のもとで学んでいきます。
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  9. 症例検討、文献学習、学会報告など

     日常診療の上での重要な疾患や、貴重な症例について、週1回のカンファレンスに参加します。
     また、文献学習や各種学会・研究会(堺小児フォーラム、堺小児科医会、南大阪小児疾患研究会、大阪小児科学会、大阪小児科学会、近畿小児科学会、日本外来小児科学会、日本小児保健学会、日本小児科学会、民医連の学術運動交流集会など)への報告や参加も重視します。

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  11. 他職種や後輩医師への指導援助

     グループ活動への参加を通じて、その指導的役割を担います。さらに、この中で他職種との連携を一層強めていくとともに、後輩医師への研修の指導・援助にあたります。



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