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■産婦人科シニア研修要項(2004年7月6日)
京都民医連中央病院産婦人科
- 1.当科の特色・理念
- 当科は、第一線の医療機関の中にある産婦人科として、他科との連携を密にした総合的な産婦人科医療を地域住民の方に提供をしている。
- 周産期分野:小児科とタイアップして、妊娠34週以降のNICUによるケアを要しない児の出生を期待できる妊娠・分娩管理を行っている。基本的には、不必要な医療介入を排除し、助産師とともに自然分娩・母乳による育児を目標にしている。また、近年の出生前診断の浸透から、正しい遺伝知識や出生前診断に関する知識を知っていただくことは重要であると考えている。
- 腫瘍分野:患者さんには定期的な婦人科検診を勧めている。良性であれば、内視鏡手術も視野に入れた侵襲性の低い術式を積極的に勧めている。悪性腫瘍でも、放射線治療を必要としない症例であれば、手術・化学療法を積極的に行っている。また、往診・訪問看護ステーション等を利用した在宅におけるターミナルケアも随時行っている。
- 内分泌・生殖分野:思春期の患者さんには、専門の外来単位を設けている。不妊治療は、カウンセリング・タイミング法・排卵誘発・人工授精を行っている。2005年には体外受精ユニットの立ち上げを予定している。
- 2.医師養成の目標
- 私たちは医師の数だけの医療展開があると考えている。まず、産婦人科医として必要最低限度の医療技術を習得していただき、シニア研修の中途でも、興味がある分野があれば研修内容に関する積極的な申し出を心から歓迎する。
- まず、初期研修終了者には、日本産科婦人科学会に入会していただき(初期研修中に予め入会していただいても良い)、その研修手帳を元に研修症例数の調節・進捗具合の評価をし、シニア研修の最終目的を専門医取得におく。なお、専門医試験受験資格は日本産科婦人科学会に5年以上在会している者に与えられている。
- 3.対象
- 卒後初期研修修了者
- 現在他科の研修医もしくは医師として働いているが、近い将来産婦人科への転科を考えている方
- 4.プログラム
- 期間:3年間(研修状況により、短縮もしくは延長することがある)
- 1年次:
| 周産期: |
正常分娩経過・正常産褥・正常新生児の管理 |
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帝王切開術の執刀 |
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流早産の管理と治療 |
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病棟におけるハイリスク妊娠・分娩の管理と治療 |
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外来で妊婦検診を受け持つ |
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| 婦人科: |
婦人科における救急医療の診察・検査・治療 |
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子宮卵管造影・コルポスコピー・子宮鏡の検査手技の習得 |
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子宮筋腫・卵巣嚢腫等の婦人科良性腫瘍手術の執刀 |
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病棟医として婦人科悪性疾患の手術助手・化学療法の実践 |
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外来で婦人科再診外来を受け持つ |
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| 地方会での学会発表、実習医学生への指導 |
- 2年次:
| 周産期: |
異常妊娠・分娩の管理と治療 |
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外来で妊婦検診を受け持つ |
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外来におけるハイリスク妊娠の管理 |
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| 婦人科: |
婦人科腹腔鏡下手術の執刀 |
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婦人科良性腫瘍手術の執刀 |
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受け持ち症例により婦人科悪性腫瘍手術の執刀 |
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外来で婦人科初診・再診外来を受け持つ |
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不妊外来(および体外受精ユニット)での研修 |
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| 日本産科婦人科学会での学会発表、ジュニアレジデントへの指導 |
- 3年次:
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思春期外来・更年期外来での研修 |
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周産期・腫瘍・内分泌生殖分野への各自の希望にそった研修プログラムの作成(院内・院外含む) |
| ・ |
年に1回以上の学会発表と論文作成、シニアレジデントへの指導 |
- 5.指導体制・資格
- 科長・指導医:高橋健司(1980年京都府立医大卒)
日本産科婦人科学会専門医
専門:不妊症、内視鏡手術
- 病棟医長・主任指導医:西田秀隆(1994年滋賀医大卒)
日本産科婦人科学会専門医・日本臨床細胞学会専門医
専門:婦人科細胞診断学、腫瘍学
- 指導医:中村光佐子(1995年滋賀医大卒)
日本産科婦人科学会専門医
専門:思春期・更年期を含めた内分泌生殖学、内視鏡手術
- 6.修了後の進路について
- 当研修を終了した者は、本人の希望により当科常勤医として就職することができる。
- 更に2年間を目途に、当院に在職のまま高次専門医療機関への専門研修を修めることができる。
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