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センター長のご挨拶

高木幸夫

京都大学1987年卒
京都民医連中央病院
副院長・臨床研修部長

高木幸夫

 2004年、必修化による新しい医師卒後臨床研修制度がスタートしました。初期研修の2年間は、将来の専門科にかかわらず医師としての基本的臨床能力を身につける期間とされ、医師としての人格の涵養と、社会的役割を認識しつつ、プライマリケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付けることが、目標とされました。

 私たちは、この目標の到達には、よくある病気・健康問題に、すぐれた指導医の指導と医療チームのバックアップの中で、患者さんとの距離が近いところで継続的に研修が行えることが望ましいと考えています。臓器別に細切れにされた環境の中で患者を全人的に捉えることはかなりの困難を伴います。患者さんの生活を見ることができ、医学的問題解決だけでなく心理的・社会的な問題点も考慮できる環境で研修することが重要です。

 民医連関西臨床研修センターは、京都・滋賀、大阪、奈良、兵庫、和歌山の基幹型臨床研修病院を中心に研修の質の向上、交流、研修イベントの企画運営を行っています。2004年以来、100名(2004〜2008年卒)が初期研修を修了し、研修医の満足度も高く、初期研修終了後も77.2%が、民医連の院所で後期研修を継続しています。現在も、2年目研修医が21名、1年目研修医16名が元気に初期研修中です。

 私たちの研修理念は、「地域の中で、患者さんの立場にたってチームとして健康問題の解決ができる医師」を育てることです。

 それを可能にするためには、総合的な臨床力を培うフィールドとチーム医療、優れた指導体制が必要です。

 地域で患者さんとともに医療を行う「夢」と「熱意」を持った研修医の皆さんの参加をお待ちしています。





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